こんにちは!
今日は久しぶりに自分の車を弄ろうと思いまして、
アップガレージにてこんな物を発見しました!
『ロールケージ』でございます。
お値段27890¥で、ネット上ではサイトウロールケージとの事でしたが、取り寄せて値札を見るとワンオフロールケージ(自作?)との表記…
自作?じゃねーよ!!張っ倒すぞ!
さすがゴミガレージ…ひと泡吹かされました。これだから人生は面白い。これだから車はやめられない、最高の人生を歩むには自分がどこまで成長出来るか?だろ俺ww
しかもダッシュ貫通&サンルーフ車用というDIY要素満点の一品で御座います。くそww
皆さん既に承知かと思いますが、
ロールバーとはセンターアーチから後ろ、4点迄(斜行バー入れたら5点)がロールバーです。
ロールケージとは6点(斜行バー入れたら7点)です。4点+フロントバー2本(厳密に言えばフロントバーを繋ぐバーがあるので3本)で、ドライバーを囲う形になるのが特徴です。
これを装着する事により、横転等した際に乗員を保護してくれるのが本来の役割ですが、ロールケージと車のボディをガセット止めして、剛性を高める事も出来ます。
競技に出る予定なのでとりあえず取付けしていきたいと思います!
ではでは、作業開始!
我が愛車はドンガラなので運転席周りを軽く外すだけでダッシュボードは外れます。内装がしっかり着いてる車は頑張って外しましょう。
ダッシュのビスの場所はココです。
※内装を剥がし終えたら、ロールケージの足が当たる部分のアンダーコートを必ず剥がしましょう。アンダーコート上で滑るので剛性が半分くらいになってしまいます。
次に、リアを仮組みしていきます。
注:Bピラーの止め板は薄くて柔らかすぎるので、撤去確定。
続いてフロントも仮組み。
自作の割にクオリティが高いです…。
サンルーフ車用なので5㎝位低いですが延長するのでソコは気にしません。
ダッシュ内のビームについてる左右の鉄板が邪魔なので腕力でもぎ取ります。
ダッシュボードの仮付け
次はダッシュボードに切り欠きを入れて実際に仮止めをしてみます。
こんなもんか…何度も調整をしビシキマの位置を探し当てます(コレがしんどい)。
なんとか位置出し完了しました。
切断&溶接&パッド巻き
冷間引抜の鋼管φ40 厚み2mmを延長部材として選択。自家溶接ロールケージとか事故ったら身体に刺さって死ぬかもしれませんがそこは問題ありません。
位置決めして…
ピラーに目一杯沿わせるように溶接をして…
パッドを巻いてきます。センターアーチ以外はカット無しでパッドを通しました。9点式の場合12mあれば足ります。(エアーとベビーパウダーを使うのですが、かなりシンドくて、1人じゃ作業出来ませんので注意です)
センターアーチのパッドは縦に割いて、速乾の瞬間接着剤をつかいチマチマと止めていきます。継ぎ目はアセテートテープで処理します。始まりと終わり、繋ぎ目付近はタイラップで縛りながら接着していくやり易いです。
それ以外のバーは先にベビーパウダーを塗布してからパッドを差込、エアーを使って膨らませながら挿れていきます。詳しいやり方はYouTubeに沢山のってるので検索してみて下さい。
メインアーチ以外は一本物で仕上げました!
元ゴミとは思えない仕上がりです。9点式を買えば10万オーバーですからね。頑張った甲斐があります。
車内で再度仮組みします。ロールケージの高さが変わったのがお解り頂けますでしょうか。
仮組みが終わったら、ドリルにて穴開け。当て板が当たる部分のチッピングコートを剥がしていきます。バーナーで温めてチゼルでゴリゴリ落とします。
チッピングを外した所と当て板に錆止めを塗って、捨てボルトで仮締め(きつめに)、捨てボルト外したらコーキング付けて本締めです。防錆&防水しないと錆てフロアがもげますよ!
後は当て板にチッピングコート吹いて完了です。
2度塗りで塗膜の厚みを確保。う〜ん適当!
※フロアは平らではないのでロールケージの足と隙間があります。本締めする前に、捨てボルトできつく締め上げて、当て板とフロアの密着度を上げておきます。
※時々間違えてる人を見掛けますが、ロールケージのボルトは車外から車内に向かってナット止めします。ナット側が車外にくると外れなくなったり、引っ掛けたり危険です。
なんとか取付完了です。
途中で間違いに気づき、ダッシュボード2回バラしました。
やっぱこの素ガラスから覗く斜行バーが最っ高!!
やる気マックスの室内に感動です。
中古価格が高騰してるので、ドリフトする若者も減っていく一方でしょう。
ドリフトは日本の国技!絶やしてはいけない文化なのです。
今後の若者に期待しています。
ではまた!