こんにちは!
今回はクソ忙しいのに虫の相手をしなければなりません。和室が大変な事になりました。
なんかゴザが腐ってます。
恐る恐るゴザと畳を剥がすと…。
現物(シロアリ)が蠢いてました…(絶句)
オーマイガッシュ!結構ヤられてます。(とりあえず半ギレ)
見た感じ10畳中、半分ってところでしょうか?
シロアリは厳密に言うと蟻ではなくゴキブリ科だったよーな…。
『ゴキブリとなんか寝てられるか!
バッキャローイィ!』
って事で、すぐ工務店に連絡したのですが、見積もり後の連絡が一切ないんです。
多少建築の心得はありますので細かい事言い過ぎたかもしれません。
適当な営業はしたくないものですね…。
そんなこんなで1人工務店開始です。
(工事する前に消毒をしてもらいましょう!先に白蟻を駆逐するのです!)
消毒が済んだら、まずは掃除をし、被害状況の確認。
床板はヤられてますが、床板を支える根太(ねだ)は生きてますね。根太もヤられていたら床が完全に落ちます…。
根太が生きてればやや安心です。後は床板を剥がして束柱(つかばしら)と大引(おおびき)が問題なければ床板だけ交換すればOKです。
床下を覗くと…
お!なかなか綺麗やないけ!
根太上も歩きましたが、少々音はするものの補強で問題無さそう。
床板撤去&掃除完了!
※作業で落ちた木屑を掃除しないと再び白蟻がきますのでよく掃除して下さい。
根太(ねだ)の補強開始!
大引3本にかかる長さ(2m)で、尚且つ根太と同じ寸法の垂木を既存の根太に沿わせて木ネジを打ち込みまくります。
腰にきてます…!
床板貼付け!
ビシバシと釘を打ち込みます。
途中、人差し指をハンマーで強打しのたうちまわりました。
既存の床板は12mmの杉の無垢材でした。床板は無垢材を選べばベターですが僕は忙いでいたので横着して12mmの杉板合板を選び、丸鋸で切り出しました。
合板なら15mmにしないとやや柔かい踏み心地になります。無垢材の方が合板より強度があります。
15mmだと既存の床との高さが合わないので12mm一択でした。
無垢材:木の幹から切り出した物。
合板:薄い木の板を接着剤で張り合わせた物。
調べると木材の種類によって白蟻の喰われ易さがあるみたいですね。堅い木程食べられ辛いです。
床板工事完了!
床板は5mm程隙間を空けて張りつけると、通気性が良いのと床鳴りがしないのですが、虫が嫌なので今回はあえて隙間なく貼りました。
修繕した所を再消毒!
修繕した所には薬剤が効いてないので再び消毒をお願いしました。
畳を入れます!
防虫シート(毒入り!)を敷いてから畳を順番通り入れていきます。同じように見える畳ですが、畳には一枚一枚、決められた場所があるので畳屋さんにどこにどの畳が入るのか聞いておきましょう。
端から入れていき…
中央を敷いて作業完了です。い草の匂いがなんとも風流ですね。
気になった床の柔らかさも、畳が入る事により床への力が分散され、特に柔らかさを感じませんでした。
再びシロアリにやられても自分で作業して解っている分、次被害にあっても作業は楽な筈です。
床板交換お待ちしております(笑)
はいお疲れ様でした!ささ、くるまくるまー♪
ではまた!
追記
2021/10/5:
一ヶ月たった今現在も問題無いです。
畳と床板の間にシートを張った分、なんか湿気が上がって来なくなりました。快適です。