皆様、こんにちは!
今回の作業はパイセンの車(エスティマ ACR50W 2.4)がアイドリング不調という事で、スロットルボディの清掃をして行きたいと思います!
僕のACR30Wと同じ2AZのエンジンなのですが取り回しが若干違います。そしてACR50Wは電子制御なのでISCVは無いのでとりあえずスロットルボディから清掃していきます。
それでも治らないなら、プラグ、バッテリー、オルタネーター、IGコイル、ワコーズのRECSあたりを考えています。
他の2AZエンジンのお話しはコチラ↓
作業開始です。
※黄線の所のカバーは取らなくても良かったかもしれません。
1.バッテリーを外します。
2..ワイパーの位置をマスキングし、ワイパーを外します。
3.カウルトップの左右にあるクリップを外し、カウルトップの両脇にある三日月型のなんだこれ(笑)?
はクリップがカウルトップに刺さって繋がっているので、持ち上げて外します。
※ブレーキフルードのタンクは2本とも10mmで留まってますので、外して溢れないようそっとエキマニの遮熱板の上にでも置いて下さい。
取れました。
4.おおよそ見える部分は全て外します。フロントガラスの下にも10mmのボルトがあるので忘れずに取って下さい。勿論、助手席側もですよ!
5.運転席側はワイパーモーターがあって外せなかったのですがここまで開けば作業は問題ないです。
6.エアフロを取り、エアクリーナーの爪を2箇所外して、上蓋をズラして(サクションパイプのエアクリ側のバンドも)下のカバーは10mmのボルト3本を外して取ります。
※エアフロがエアクリの上蓋に付いてるので無理に引き出さないで方がいいです。
※今回エアフロは汚れて無かったので清掃は無しです。熱い状態のエアフロにパークリを吹き付けると急激な冷却で熱線が切れますので注意です。
7.エアクリが外れたら、サクションパイプに繋がってる配管とスロットルボディ側のクソでかいホースクリップを外したらスロットルバタフライが見える筈です!
やはりちょっと汚れてますね。
このバタフライとスロットルボディ内側の隙間にススがたまるとアイドリング時の空気の流入が少なくなり不調になります。
中古で車を買ってきたら真っ先にに清掃する場所です(笑)
とりあえずエンジンコンディショナーで汚れを落とします。
バタフライの側面だけでなくスロットルボディ側にもこびりついている場合がほとんどなので、指若しくは歯ブラシが届く範囲でいいので綺麗にしましょう。
バタフライは電子式なので、ACCをオンにしてアクセル踏んでも開くとは思いますが、2人いないと無理ですので内張剥がしなどで固定して清掃すると楽です。
ただし
※スロットルボディが上向きなので、中に工具を落とさないで下さい。
矢印の金網?のとこも棒にウエスを巻いて優しく汚れを落とします。
※基本的に吹き付けはしない方が無難です。ヘタすると異常燃焼でチェックランプ着きます。
大分綺麗になりしました!
とりあえずサクションパイプ、エアクリ、バッテリー辺りまで戻したら一回エンジンを掛けて問題ないか確認し、戻して終了です。
始動させてみると汚れが落ちた分だけなのか、回転数が高くなってるので(100〜200rpm)改善はしていると思います。
後日、パイセンに症状は良くなったか聞くと比較的改善されたとの事で、次は10万kmも近いのでプラグ交換もお勧めしておきましたとさ!
おしまい。
以上、ありがとうございました!