皆様こんにちは😃
先日建てた…
Myガレージ(自慢げに)
前回のお話はコチラ↓
ガレーディア GRN-3662-HL-3の土間打ちをするべく、庫内の鋤取り&掘削&填圧&砕石&配筋&型枠&生コン&仕上げを行っていきたい思います。
まず、庫内は6.2×11m=68.2㎡で草だらけなので、これを基礎ブロック一段目のさらに下の捨てコン辺りまで掘削し、鬼填圧の砕石5cm、生コン18cm厚(2柱リフト部は28cm位)、ワイヤーメッシュ6mmでブロック一段分は生コンを入れたいと考えました。
見積をしてもらいましたが、100万位はかかりそうなので、土間打ちは自分でやってみたいと思います。
必要な道具は
・角スコップ(均す&運搬)
・剣スコップ(根切り&運搬&掘削)
・鉄レーキ(あれば便利)
・養生シート(泥や土が駆体に付かないように)
・2㍑の飲み物一杯(汗でまくって死にます)
・軍手(無いとマメ出来ます)
・水糸&スケール(無いと後で苦労します)
・力持ちの友達(道具ではないよね)
・折れない心(1番大事!)
・ハッカー&番線200本位(結束祭りです)
・丸ノコ・電動ドリル・水平レーザー・電動サンダー・杭打つ用のハンマー・アマ出しのアルミレーキ等々
レンタルする道具及び材料
・ランマー
・プレートランマ
・棒バイブレーター(あれば)
・塗装合板 3枚
・ワイヤーメッシュ6mm 56枚
・生コン(21-18-20柔め)13立米
・生コン圧送車 半日
・スペーサーブロック(生コン18cmに対して5*6*7cmで7cm側を使用かぶり11cm)300個
と腐る程工具&材料が必要になりますので、解らなければコメ下さい。
とりあえず、躯体を汚さないように養生をしまして…
地獄のブートキャンプの開幕です。
最初にハッキリいいますが人力でやらない方がいいですね、心が弱い人はミニユンボで行きましょう!
本当は躯体を建てる前に土間を掘るんですがね…
とりあえず、ブロック基礎一段目の下迄掘り下げていく感じで剣スコとカクスコで友人2人とザクザク掘っていきます。
あ、やっぱこれダメなやつだ…
めっちゃ体力使います。ただの土なら問題ないですが、雑草の根切るのにも馴らすのにもとてつもない腕力使います。ネコも無しはキツい…
こんな感じで3日間かけてよーやく1間口終わりました。
作業中、2人を観察してると…
『楽勝w』
『いや、足が腕以上にくる』
『ハァッハァッ…グッ!』
『あ、あかん…』
『………(無言)』
良い天気にも恵まれ、それはそれは阿鼻叫喚の地獄絵図、閻魔様もカクスコで殺◯てやろうかと思う始末。
だかしかし、これが貧乏人の宿命!
通常、砕石10cmのところ5cmにしたのはこの理由です。ここから更に10cm掘削するのは残土的にも人件費的にも時間がかかります。填圧すれば結構下がるのでランマで親の仇ばりに突きましょう。
ココまで一カ月位ですかね?悪残土も6.7立米は出ました。後は普通のレーキやトンボで多少凸凹を取ってあげればOK。
とりあえず悪残土は知り合いが持ってってくれるので放置プレイします。
※庫内の真ん中の凹みは2柱リフトを入れるので、更に10cm程掘削してあります。(リフトの仕様によりますがコンクリート厚20cm以上、コンクリート強度21N/mm2以上)
水糸張って大体の位置を出します。僕の場合は1m*3.6m*0.18m掘りました!これでこの部分は28cm位はコンクリート厚がある事になります。生コンを打つと隠れてしまう為、この位置は必ず覚えておきましょう。また生コンを発注する際は必ずこの量を足す事!
次は砕石を入れてきつつ填圧!
後日頼んだ砕石RC-40-0 4立米です。
4tトラック満載できました。お値段は15400¥です。
※砕石は強アルカリ性なので、雑草のとこに置いておきましょう。そうすれば数日でしなしなになります。また砕石を撒く際に粉塵が出ますがなるべく吸わない様に防塵マスクを着用します。
まずはこれを薄く敷き、ランマーで地面に砕石をめり込ませる感じで突いていきます。(地面がやや隠れる程度撒いてからランマ掛け)
一回目のランマーが終わったらこれを2、3回繰り返して砕石を全部入れていきます。(この砕石運びも結構な辛さ)
そして仕上げはプレートで地面の表面を填圧、均します。
※水溜まりにならない程度に水を掛けてからプレート&ランマをして下さい。じゃないと締まりません。
NEXT!ワイヤーメッシュ!
ワイヤーメッシュ φ6mm 1m*2m 56枚
1枚650円(配送代別)で43400円位でした。
サイコロは、50cm間隔で300個用意しました。
お値段は7000円位です。
◯◯◯さんに頂きました。←アリザッス!
番線は200本位で数百円でした。で、ハッカーは1500円の安物を用意。
ワイヤーメッシュは基本6mmを使いましょう。より強固な土間にする為にはやはり6mmを推奨します。
重なりは一目(1マス)以上で裏表を統一しながら並べてハッカーと番線で結束していきます。
番線の髭、よった部分にも荷重が掛かる為、必ず下に向けて下さい。出ないとヒビ入りますよ(笑)
開口部付近まで結束したら、サイコロを入れる位置決めして、メッシュの横に50cm間隔で置いておきます。
先にサイコロ入れると型枠がやりづらいので開口部付近までメッシュ敷いたら、型枠に移ります。型枠が終わったらサイコロをメッシュの下に入れます。
先に型枠作れば良い話ですけどね…DIYに順番なぞないわー!!!って事で、
レッツ…型枠!
塗装合板 3枚 一枚1380円
面木 幅3cm 長さ2mを6本(間口が10.8m)1本200円位?
木杭 45cm 12.3本 1本180円
桟木 3m 4本 値段忘れましたw
大分へばってきました、、
型枠は塗装合板を25cm幅で丸ノコで切り出して、生コンを抑える時に合板が曲がらないよう桟木を張り巡らせます。ある程度できたら、型枠の両端にビスを打って水糸張り、直線を見ながら型枠を木杭で固定していきます。
心配な方は僕みたいに、1mに一本位木杭を打って、土を盛ればまず大丈夫な筈です!(師匠のお墨付き!)
※型枠の反対側(雑草側)は土や土嚢、重量ブロックで抑えて生コンが入った時に反らない様、ガチガチに固定して下さい。生コンが外に出ようとする力は立米が多いほど強くなります。決壊したら取返しつきませんよw
型枠の固定が出来たら庫内からレーザーで墨出しをして面木を取付ていきます。レーザーがない場合は水盛管でやるしかないと思います。
生コン入れた時にどこが規定の高さか解らなくなるので、ガレージの中柱の墨出しも忘れずにしておきましょう。
※水勾配をつける為、面木は墨出しより少し低めに取り付けた方が良いと思います。
※太めの面木の方がビスを打ちやすいです。僕は細いのを買ってしまい割れて失敗しました。
面木が終わったら、全てのメッシュを結束させスペーサーブロックを下に入れてやります。
※雨でワイヤーメッシュが錆びるとは思いますが、生コンは強アルカリで空気に触れなくなるので問題ありません。一説によると少し錆てた方が食い付きがいいとかなんとか。
※ワイヤーメッシュは開口部付近若しくは基礎ブロック付近にくっつけない様設置します。(土や漏れ出した水分で錆てしまい、膨張→割れる)
↑メッシュを型枠から少しだけ離してるのが解りますか?
ここまで来てようやく生コン入れる準備完了です。
今迄の苦労を考えると、大抵の事はなんとも思わなくなるのがこの土間打ちの良い所だと思います。
NEXT!生コン投入!金鏝仕上げ!
⚠︎休む暇もない位忙しかったので、あまり画像とれませんでした。すみません。
よーやく最終工程。
今回生コンの呼び強度は
2柱リフトを入れる為強度は21以上で
強度:21. 骨:18 水:通常より柔め
になります。
必要な道具は…
友達数人、長靴、軍手、アルミトンボ、木のトンボ、ゲタ、金鏝&小さめの三角ゴテ、雨予報なので養生マスカー(25m*2.8m)棒バイブレーター(雨なので使用不可にした)
8:00ポンプ車到着(生コン圧送車)
8:30に生コン車が到着(以降次々と来ます)
11:30に生コン投入完了
という予定です。土砂降りの雨の中、朝6時から最終確認をし、友人とポンプ車生コン車の到着を待ちます。
※待ってる間に土間&基礎ブロックに水をいっぱいかけてあげて下さい。これは急激な吸水を防ぐ為とブロックと生コン、砕石のくっ付きをよくする為に水溜りにならない程度に多めに散水して下さい。
ポンプ車が到着し、生コンを受ける準備を始めたらすぐに生コン車が到着しました。
手順は…
①動画にもありますが、生コンを流し始めたらトンボでつついて、砂利を沈めます。
4トン1台でこの量です。終わったら近くで待機してる生コン車が次々ときます。
②規定の高さを見ながらアルミレーキでアマ出しをしていきます。
これはムズイッ‥!
③アルミレーキが入らない柱元は金鏝、シャッターが下りる部分は間口分の長さの桟木等で均すと纏めて水平が出るかと思います。
④この日は雨なので、流し終わったらシャッターを半分閉めて養生マスカーで雨が当たらないように養生をしていきます。
⑤乗っても足が沈まない位になったら、金鏝と小さめの三角ゴテを持って庫内に入ります。
最初に打ち始めた所から入って下さいね。
⑥金鏝で均す時は動かす方向に向かって少し角度を開きながらつけて強めに押さえていきます。
⚠︎ココが難しい!心配な方は泥とかで練習した方がいいです。
⑦固くなりすぎた所は1度三角ゴテで荒らして、金鏝で再度押さえていきます。
・生コン投入完了時間がちょうどお昼位でした。
・仕上げ(2人)で4時間半位でした。
初の土間打ちの感想は
腰だけ身体から取れるかと思った。
以上。
金鏝で慣らしてる最中もとても蒸しますが、生コンは水和反応を起こしますので、庫内は湿度がMAXです。水滴がびっしり…。
雨が降らない日を見計らい、すぐ養生を取ってあげます。
…乾いてきてます。
庫内とはいえ急激な乾燥を防ぐ為、朝夕に散水してあげて下さい。特に夏場の屋外の場合はブルーシートかけてもいいかもしれません。
3日後には普通に歩いても大丈夫です。硬い物はまだ落としても擦っても駄目です。傷が入ります。
車の乗り入れは1週間もあれば問題無いと思います。
慎重な方は一カ月待ちましょう、一カ月あれば強度が100%近くでるんでしたっけ?あまり憶えてないですが…
1週間後に型枠をぶっ壊して。
とりあえず、完成しました!
気になる、今回の土間打ちの費用は…
人件費(友達) 87000¥
生コン代(13立米) 173000¥
ポンプ車 32000¥
メッシュ(56枚) 43000¥←買うとこ失敗
砕石 (4立米) 15000¥
アルミレーキ(2本) 21000¥
サイコロ 7000¥
型枠代(木杭、桟木含) 7000¥
細かい物(工具レンタル代、番線等)23000¥
………………………………………………………
計 ¥ 408,000
前後!
という事でお願いしますw
最初の100万近くの見積もりよりは大分マシです。
人件費を削れば30万前後も夢ではないかと思いますが、生コンは1人でやると失敗の可能性が高いのでやめた方が無難かと思います。
残土処分も困る方が多いと思いますし、飲み食い代も暑いと以外にかさみます。この額からもう少し高く見積った方が良いかもしれません。
工期は仕事の合間でやって、ポンプ車と生コン屋の予定合わせて全部で2カ月チョイでした。
以上になります。
あー、疲れた!!!でも最高に楽しかったです☆
仲間内でガレージに土間打つ時は是非やりたいと思いますが疲れるんだろーな。
いやー本当に疲れた!!!!!!
ではまた!