こんにちは!
今日の作業は…
最近お疲れぎみの自分の足車でもある、30エスティマ(2AZ)のアイドリング不調を改善に向けて作業していきたいと思います。
Dレンジにいれて信号待ちをしていると大分ブルブルガダガタして精神衛生上悪いです。
Eマウント『すまんな、車体揺らすで』ガタガタガタ
僕『…イライラ』
運転席側のエンジンマウント(タワー付近上部)がちぎれてるのをこないだ発見しましたので、本来ならエンジンマウントを交換してから行うのがベストだと思います。
清掃前のアイドリング値は600付近です。
これをクレのエンジンコンディショナーでバタフライ&ISCV を清掃していきたいと思います。
使用する工具
・KUREエンジンコンディショナー
・ウエス
・ラチェット&コマ
・ネジザウルス(ホースバンドで締め上げる)
作業開始
1.まずエアダクトを外します。手前の吸い込み口(笑)を外したらエアクリのBOXを外します。
BOXはクリップで止まっているので奥から手前に引っ張って外します。
2.次にエアフィルター、とエアクリBOXの裏側を外していきます。エアフィルターは嵌っているだけ、エアクリBOXは黄丸のとこを10mmで外していきます。
しかし、エアフィルター汚ねえ。
3.そして、画像では既に外れてますが、エアクリBOXの裏にエアフロが一緒についてるので先にカプラーを外しておきます。
エアフロも2本のプラスを、外して優しくパーツクリーナーで綺麗にします。
熱い時にパーツクリーナーを吹くと収縮してセンサー部が吹っ飛びますので注意して下さい。そっとですよ。そっと!
4.エアフロカプラーが外れたら黄丸の所を緩めるとエアクリBOXは取り外せるかと思います。
5.ここまできたらあと少しです。ブローバイの配管のクリップをプライヤーで外し配管を引き抜き、画像では解りづらいですがインテークの根元(黄丸)にバンドでスロットルボディを締め付けてるのでこれを緩めると…
6.スロットルが見えました。
7.バタフライの隅に着いてるススが見えますでしょーか?ススが蓄積してくるとアイドリング時に必要な空気が規定値より少なく入るのでアイドリングの低下、燃費の悪化(ECUが補正しようと多目に燃料を噴射する)が起きます。
本来ならiscvをバラシて清掃したかったのですが…
この位置のプラスは仕事前の少しの時間ではちょっと外せそうにもありません。
普通8㍉or10㍉だろここは。プラスでやってもナメるので、他の方がやってるように、ネジザウルスの、先端で頭を加えてホースバンドで締め上げて外す以外ちょっと思いつきません。
8.とりあえずエンジンコンディショナーをぶっかけましょう(笑)出来ればこの中にも!
う〜ん、、汚い。
気がすむまでウエスで拭いたりエンジンコンディショナーを吹き付けて下さい。
9.そしたら一旦ここまで組見直してエンジンを掛けてみます。
10.最初はエンジンのかかり悪いですが、頑張って掛けてください。
2AZ-FEスロットル清掃で白煙モクモク!
— 車弄道@車のお医者さんになりたい! (@_DRIFT_JAPAN_) October 5, 2019
エンジンマウント千切れてるので少しだけ振動がなくなりました。
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暫くして白煙がでなくなったらエアクリBOXの蓋を戻して完了です。
まとめ
清掃してからのアイドリング値は1500まで上がりましたがECUが徐々に学習し800付近で安定しました。
肝心の振動の方はアイドリングの落ち込みがなくなったので、比較的おさまりましたがエンジンマウントが千切れてるので、やはり振動は出ています。
⚪︎時間があればISCVをバラして内部まで洗浄した方がいいです。
⚪︎バタフライを清掃する際、パーツクリーナーをウエスに染み込ませて、手でバタフライを開いて清掃してみてもいいかもしれません。あまりエンジンコンディショナーを入れすぎると掛からなくなる可能性があるので、適度に吹きましょう。(意外に荒技)
時間があればエンジンマウント交換に挑戦してみたいと思います。
ではまた!