こんにちは!
最近は涼しくなって車が弄りやすくなってきましたね!
今回行きつけのお店の人からLINEが来まして、出先で左ドアミラーが動かない(開かない)という事で、とりあえず電話にて応急処置させて、安全に自宅迄帰ってもらいました。
(急行したかったのですが、遠方でした)
ご依頼頂いた車ちゃん、RB1 オデッセイ 18年式 前期 エンジンはK24Aです。
出先なので、どうしてもドアミラーが使いたいという事、モーターが空回りしてる音がしているらしいので故障と判断し、とりあえず応急処置で伝えた事。
車内のミラーを開くボタンを押して、モーターが開く音が消える前に手で
『ふんっ!!』
と開く方向にやっちゃって下さいとお伝えしました。正直出先ならこれ以外無いです。
そして聞こえる、電話口からのバキィッ!の音。
ギアが噛んだり、ギアが抜けて開かなくなるのは良くある事です。運が良ければ治ります(笑)
ユニットをバラしても良いですが、とりあえず中古部品で、との要望でした。
予想通りプラプラになりましたがガムテープで固定し、無事帰宅出来たみたいです。
すぐ部品を注文し、交換に向かいます。
この後まさか違う部品がくるとも知らずに…
必要な工具
・プラスドライバー
・ラチェットセット
・マイナスの精密ドライバー
作業開始
1.精密のマイナスドライバーでドアノブの中のふたを外します。裏にはプラスが2本。内張りの取手のゴムシートの下に一本。これらを外していきます。
2.ドアミラー横のカバーを引っ張って取り外します。金属クリップで2箇所止まっているので、固い場合は内張り剥がしを使っても良いでしょう。
3.内張りを取ります。下の角から行くとやりやすいです。
4.内張りを取ったらウィンドボタンのカプラー&ドアハンドルのワイヤー&カーテシランプのソケット&ドアミラーのカプラーの連結部があると思うのでその4箇所を外し、上に持ち上げなが外します(ドアロックのノブが内張り上部に出てる為)
ドアミラーの車内側のボルトを外したらボロッと取れるので一応押さえなが取り外してください。
ドアミラー裏はこうなっております。
これにて、交換完了です。
後は逆の手順で作業しておけば問題ないでしょう。
数ヶ月後クレームが!!!
ドアミラーを交換した時は、キーレスの電池が切れていて、交換後キーレスは使えてるが、キーレスの警告灯が付いたとの事。
ディーラーにて診断器を掛けた所、キーレスの信号が交換したドアミラーで切れていると言われた。
う〜ん…
色々考えた結果、物理的に来てないのか、センサの故障?なのかわからなかったので、とりあえず新しいドアミラーのカプラー部分と古いドアミラーのカプラーを見比べてみると、、
なんと!
[最初に交換したドアミラー]
[返品後の新しいドアミラー]
ピンが2ピン足りないじゃないですか。
部品屋が間違えやがりましたねコレ、ちゃんと車検証見せたのですがね…
どうやらホンダ車にはキーレスセンサーがドアミラーのユニットに仕込んであるみたいです。
(普通そこに仕込むか?雨に濡れんだろ?)
確認を怠った僕も悪いですが、トヨタとかはドア内にセンサー仕込んでますよホンダさん(笑)!
そして部品屋にすぐさま交換してもらい、今の所は警告灯はついておりません。
まとめ
数ヶ月後に警告灯が付いた理由は定かではないですが、キーレスの電池を入れるまで、ECUが認識してなかったのではないかと考えております。違うのかな〜…解る方是非教えて下さい。
確認の大事さと、自分の知恵の無さを思い知った案件でした。いや、電装系は本当に難しい。まだまだ勉強が足りませんねぇ僕は。
と同時に
『最近の車にはついていけん。』
と心の中で嘆くのでありました。
ではまた!